BIG FOOT IPA DRINKING TEAM CAP ’23 designed by Shuntaro Watanabe
TACOMA FUJI RECORDS



WOOL 50%, POLYESTER 50%
COWHIDE LEATHER (BELT)
MADE IN CHINA

1967年に撮影されその後世界中で論争を呼んだ、現存する唯一のビッグフットを捉えた通称「パターソン・ギムリン・フィルム」。
ワシントン州タコマ在住のJack Ameche(ジャック・アメチー)は幼少期に見たそのフィルムの衝撃が忘れられない。

「一度でいいからビッグフットと会いたい」

アウトドアが趣味だった父の影響もあり、ジャックは10代になると友人と連れ立ってビッグフット探しと称して毎週末キャンプに繰り出すようになる。
地元の大学を卒業後、アウトドアショップに勤務していた。
趣味と実益を兼ねて実家のガレージで始めたブリュワリーで提供していたBIGFOOT IPAが
まさか年間ベストビアに選出、巨万の富を得たジャック。
その私財を投入して始めたのは原点回帰、憧れのビッグフットに会う事(決して捕獲や捕殺が目的ではない)を
目的としたBIGFOOT SURVEY PROJECTだった。
ビッグフットが住むと言われるエリアはHOUSE OF THE HOLY(聖なる館)と呼ばれ、
BIGFOOT SURVEY PROJECTはプロジェクト従事者に支給されるアウトドアギアの名称となった。
同プロジェクトの注目度が上がる中、市場に流出したプロダクトはアウトドア愛好家の中で
高額で取引されるようになった。
事態を重く見たBIG FOOT SURVEY PROJECTは高騰する価格の収束と活動のプロモーションも踏まえ、
2020年に一部プロダクトを正式に販売した。HELINOX、JINDAIJI MOUNTAIN WORKS、KAVU、MY LOADS ARE LIGHT、HAPPY HOURが
手がけたプロダウトをオフィシャルにリリースしたのは記憶に新しい。
時を経て2023年。コロナ禍に経たアウトドアシーンでも引き続き取引されるプロジェックトの
流出品に対してBIG FOOT SURVEY PROJECTは正式にプロダクトの販売を開始する事が発表された。
*このストーリーはフィクションです。


Shuntaro Watanabe 渡辺俊太郎 (BLUE BIRD d.)

1976年、福島県生。アートディレクター。
ビクターエンタテインメントを経て独立。近年の代表作は桑田佳祐、星野源、SOIL&”PIMP”SESSIONS等のCDジャケット他。
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