海の精 ほししお
海の精

とっておきの時に“青ラベル”! ほのかな甘さや旨さやコクがあるお塩


【とっておきの時に“青ラベル”】

日本では希少な伊豆大島産天日海塩

雨や湿気の多い日本には、太陽や風の力だけで結晶させる天日海塩はありませんでしたが、独自の研究によって1977年に誕生しました。

産地は、美しい自然に囲まれた離島、伊豆大島。原料は、黒潮が運ぶ清らかな海水100%。製法は、ネット架流下式塩田で海水を濃縮し、温室式結晶皿で塩を結晶させています。少量ずつ手間をかけてつくっていますので、海外の大量生産の天日塩とは成分も味も大きく異なります。

成分は、塩化ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、カリウムといった、生命保持に欠かせない少量微量の元素を含んでいます。これを実現するために、結晶皿に少しずつ出てくる塩の結晶を毎日攪拌するという、たいへんな手間をかけています。

味は、ただ塩辛いだけでなく、ほのかな甘さや旨さ、コクやキレがあります。海水由来の複雑な味があり、非加熱結晶ならではの微量塩類の旨味があります。料理に使うと、素材の甘味や旨味を引き出し、美味を醸し出してくれます。

あらゆる料理に使えますが、じっくり溶けるザラメ状の結晶を生かした飾り塩、寿司や天ぷらのつけ塩、日本酒のつまみ塩、微妙な素材の風味が生きる吸いものやスープなどが、特におすすめです。


大量生産の天日海塩とは、まったく成分が違います!

「海の精 あらしお」に比べ、水分が少なく、カルシウムがやや多め、マグネシウムとカリウムはやや少なめです。

「海の精 ほししお」の無機成分(100g中)

・ナトリウム…… 36.37 g
・マグネシウム…… 525 mg
・カルシウム…… 525 mg
・カリウム…… 157 mg

天日海塩だからといってマグネシウムやカルシウムやカリウムといった元素を多く含んでいるとは限りません。

日本に大量輸入されているメキシコやオーストラリアの天日海塩には、塩化ナトリウム以外の成分が0.5%も含まれていません。

これに対して、「海の精 ほししお」は4%以上も含有! さまざまな元素を含んだ天日海塩をつくるには、相応の手間と技術が必要なのです。


「海の精 ほししお」のおいしい塩味と、あらい結晶を生かす!

天日海塩「海の精 ほししお」は、伝統海塩「海の精 あらしお」と同じく、塩化ナトリウムのほかに、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなどの無機塩類をバランスよく含んでおり、ただ塩辛いだけではなく、味覚の対比効果により、ほのかな甘さや旨さやコクがあり、料理や食品加工に使うと、まろやかな美味を醸し出してくれます。

では、「ほししお」と「あらしお」はどこが違うのでしょうか? どのように使い分けたらよいのでしょうか?

「ほししお」は「あらしお」に比べて、カルシウムが多めで、マグネシウムが少なめですので、「ほししお」の方が甘さがより多く感じられ、旨さとコクはややひかえめに感じられます。

また、「ほししお」は非加熱結晶塩ですので、用途によって、微妙な磯の風味が感じられます。

この2つの特色を生かした使い方として、お吸いものがあります。甘さがあって、あっさりしていて、それでいて濃いめの風味がある、上品な逸品が味わえます。

「ほししお」は粒子があらく、ニガリ成分が結晶の内側にも液胞として入っています。結晶のままなめると、ゆっくり溶けてマイルドに感じられるだけでなく、ニガリの旨味とコクが少しずつ味わえます。

この特色を生かした使い方として、飾り塩があります。塩の結晶のかりかりした食感が楽しめるだけでなく、徐々に溶けていく「ほししお」のおいしい塩味が楽しめます。お菓子だけでなく、お酒のおともにも最適です。

パンやクッキーの生地に結晶のまま練り込むと、結晶は溶けても塩味の濃淡差は残りますので、「ほししお」のおいしい塩味の変化を楽しめます。


◇伝統海塩「海の精」
1972年、日本から塩田が消え、海水を原料とした国産の塩づくりはすべてイオン交換式に切り替わりました。
「海の精」は、伝統の塩を求める消費者たちが復活した、日本の伝統海塩です。



海の精 ほししお

内容量:240g

原材料:海水(伊豆大島近海)
販売価格
810円(税60円)
購入数